昔からペタンコ靴ばかり履いていたせいか、ヒールへの憧れがもりもりと育ちました。
大学生の時にパンプスを買ってはみたものの、すぐに左親指の根元が痛くなったり、かかとが擦れて出血したり……。
一歩踏み込むだけでかかとにざくっと食い込む靴……地獄のようです。
その後もパンプスは敬遠して、コンフォート・シューズなどをはいて生きてきました。
コンフォートは履きやすいけど、見た目がもの足りない。
やっぱり、パンプスとかヒールのあるブーツを履きたい!
まずは、自分の足を知るために某有名なシューフィッターさんに計測して貰いました。
すると、驚くべきことが!
今まで幅広だと思っていた足が、本当は幅狭だったんです!
靴にはサイズの他に、ワイズという足幅(木型)のサイズがA~Eとあり、Eに近づくほど幅が広くなります。
3Eを履いていた私は、実はC幅とのこと。
余所のシューフィッターさんからも幅広って言われてきた足なんですよ!?
本当は幅が細いのに、幅が広い靴が履けていたなんて変じゃないですか?
そこから更に驚愕の靴事情を知ることになってしまいました。
シューフィッターさんにも知識の差があるということ。
足は本来の大きさに合わせて程良く締めてあげなければ、どんどん広がっていってしまうということ。
日本の既製品は殆どが幅広なので、幅細の存在はお客にも売り手にも忘れられているようです。(海外ではちゃんと細いのも売っています)
そして、足が広がってしまうというのは俗に「こんにゃく足」といわれ、横アーチが崩壊した足ということです。
日本にいる限り、自分が幅細足だと気づかずに足をこんにゃく化させてしまって、ゆくゆくは縦アーチも壊してしまう……
ありうる話です。
現に、私は横アーチが壊れていますし。
この後、足を改善させる戦いが繰り広げましたが、それはまた後日。